(中古)BMW F10 523i 納車後インプレッション

BMW 5series(F10) 523i

こんにちは、yoshikiです。

今回は前回の記事で少しお話した5シリーズについて、「E90 325i」とも比較しながら詳しく掘り下げていきたいと思います!

インプレッションリスト

  • 外観・内装
  • 運転フィーリング
  • 燃費

外観・内装

イカリングLEDに加えて、「眉毛」も発光!目力ありすぎです!
ファイバータイプのLEDテールがカッコいいです。

まずは外観。3シリーズに比べ全長が+370mm、全幅が+60mmと大幅にサイズアップしたボディーですが、ボディーカラーがブラック系のためいくらかスッキリした印象を受けます。こちらのカラーは「カーボンブラックメタリック」という「M-sportパッケージ」限定色になります。色味としては「紺色」という表現が近く、ブラックではありませんね。ただ、光の加減で「青み」が変化するので飽きにくい色だと思います。ちなみに洗車はウォータースポットができやすいので、気温が低い時や、曇りでしないと落ち着いて洗えません。。今までホワイトにしか乗ってこなかったので少し手間でしたね。

ホイールはオプションの19インチを装着してます。 車高下げないとフェンダーの隙間が。。。

続いて内装です。

ウッドパネルとブラウンで落ち着いたインテリアになっています。
一度は所有したかったレザーシート!夏場は蒸れるかも??

前車の3シリーズと比較すると格段に広くなり、「ラグジュアリー」に全振りなインテリアになっています。ドアの内張りにはアンビエントライトが仕込まれており、夜になると「うっとりするような空間」になります。所有欲を満たしてくれることに違いありません!前車同様、M-sportパッケージですが通常版のアルカンターラシートではないためか、本革の心地良い香りに包まれてしまいスポーツする雰囲気ではありません。そもそも3シリーズのシートは、「サイドサポート」が調節できてバケットシート並みに抜群のホールド感がありましたので少し名残惜しいですね。

運転フィーリング

まずはエンジンから。搭載されているものは前車と同じ「N52B25A」となります。始動音や吹け上がりなどは慣れ親しんだエンジンですので新鮮味は特に感じませんでしたが、若干特性が変わっています。

出力はE90が「218PS、25.5Kg・m」だったのに対し、F10は「204PS、25.5Kg・m」とトルクは変わりないですが、馬力が14PSダウンしています。これはレッドゾーンが325iに比べ「500rpm」引き下げられているためですね。おそらく、300Kgほど増えた車重を引っ張るために、トルクをより実用域で発揮できるようにするためのチューニングなんだと思います。実際はトップエンドまで回す機会は少ないですし、乗った感覚としても60km/h程度までは325iと同等か、それ以上の加速だったように思います。これは、「多段AT」が大きく寄与している為と思いました。なんとこのF10、「8速」もあります!325iの1速と3速の下にさらに追加したようなイメージですかね。日常使いでトルクバンドを外さないように実用域にギアを増やしたんでしょうね。車重からのネガティブなイメージを払拭できており、悪くないですね。ただ弊害として、エンジンブレーキが利きづらく、パドルシフトで2段、3段飛びで入れる使い方をしていました。結構楽しいですね、パドル!

続いてはハンドリングしょうか。前車325iと大きく違う点がひとつ。前回の記事でも少し触れていますが、このF10は「インテグレーテッド・アクティブステアリング」という機能を搭載しています。どういうことかと言いますと、「後輪にも舵取り機能を持たせている」という点になります。目的は大柄なボディーをスムーズに取り回せる様に「小回り性能の向上」や、「車線変更時の安定性向上」が挙げられると思います。右折時で例を挙げると、ステアリングを右に回すと進行方向に対しフロントタイヤは当然右方向に、リアタイヤは左方向を向きます。こうすることで円弧に沿ったラインをトレース内輪差を軽減することが出来ます。車線変更時はフロントタイヤと同様に向きを変えるので、横ににスライドするように移動出来るんです。この機能のおかげで、街乗りで取り回しに苦労する場面はあまりなかったですね。ただ、少しワインディングを攻めたい時などは挙動に違和感を感じてしまい、素直にFR車とは思えないフィーリングでした。ですが、i-Driveの設定にて「シャーシ」をスポーツに設定するとFR感が戻ってきたので、恐らくこれで介入を減らすのだろうと思います。ただ、エンジンオフでリセットされてしまっていたように思うので、毎度設定するのは面倒ということでそのまま乗ることが多かったですね。

ただ、そういった機能面からくるフィーリングよりも、「物理的な重さがかなりネックだな」と峠をハイペースで流していると感じましたね。ロールも大きく、ブレーキも効くとはいえ、巨体を受け止めるには心もとない気がしてしまい、325iのようには踏み込めませんでした。そもそもこの巨体で峠道は向いてないかもしれません。「5シリーズに3シリーズのスポーツ性を求めてはいけないのかなぁ。」なんて思いました。高速は疲れることなく巡行できて文句ナシなので良かったですけどね。

燃費

325iの時が「9.8km/l」でしたがF10でも大きく変わることはなく郊外通勤で「9.4km/l」と車重の割には中々良いと思います。また、今回から、「ブレーキエネルギー回生システム」が搭載されており、「バッテリーの充電が十分にある状態だとオルタネーターを切り離す」のでその分の負荷が軽減されて低燃費化が図れるという代物です。確かに、明らかにクルマが軽く感じる時があり、機能しているのが分かりますが、軽くなったら気持ち良くなって余計にアクセルを踏んでしまっていた記憶があります。もしかしてそういう為の機能だったりして??

なんだかんだで、直6サウンドは最高!

やっぱりコレですよ。「音」です。325iの時と大きくは変わらないですが、このF10は「バブリング音」がします!NAエンジンなのに、純正マフラーでですよ。排気音はマフラーが325iよりも運転席から遠ざかってしまったので車内にいるとあまり聞こえないですが、窓をあけて走行しているとき、たまに周囲の反響なんかで耳に入ってくると「結構イイ音してるな~」って思います。

F10の523iのサウンドを聴いてみて下さい。↓

イイ音。

今回はこのあたりで終えようと思います。

次回は装着したパーツなどを紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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